ビルマ(ミャンマー)難民の救済策として
第三国定住の第二陣が来日しました。
それに伴い、
「第一陣の受け入れ方に問題があるのではないか」、
と、弁護士らが外務省などに申し入れをしたということが
ニュースになっています。
その申し入れ内容から、ビルマ難民の現状が明らかになりました。
具体的に挙げると、
●訓練という名目で農家に就くということになっていたが、
実際は訓練というのは名ばかりで「労働」をさせられている。
●これは、事前に説明されていたものと大きく食い違う内容である。
●事実上の労働を強いられているが、その賃金は激安。
千葉県の最低賃金にも満たない。
●訓練のためにも周囲の人間があまり関わらない方がいい、
という名目で自由なコミュニケーションが阻害されている
●住居にはインターネットもFAXも電話も繋がせてもらえない。
●子供は夜間中学に2時間半を掛けて通っていた。
しかし通えないので学校をやめることになった。
などなど。
色々と問題があるわけです。
そんな現状なのに、これまでと同じように受け入れを続けるのは
問題じゃないか!ということです。
日本は第三国定住の受け入れが少なく、
「難民に冷たい国」だと言われています。
それはその通りだと思いますが、受け入れが少ないというのは、
受け入れ態勢が整っていないことの裏返しであるとも言えるわけ
なので、受け入れ態勢を早急に改善していかなければいけません。
この問題は、数多くのメディアが報じているのですが、
その中でビックリするような伝え方をしているメディアがありました。
それは産経新聞です。
例えば毎日新聞は
ミャンマー難民:「事前説明と異なる長時間労働」改善訴え
というタイトルでこの問題を報じました。
一方で産経新聞は以下のタイトルで報じました。
「農業やりたくない」 就職拒否のミャンマー難民夫婦が会見
同じニュースでもこうまで違うのか、と驚きます。
産経新聞は、まるでミャンマー難民がサボっているかのような報道ですね。
産経新聞は言わずと知れた右翼な新聞社なのですが、
これは酷いです。
メディアリテラシーの教科書に載りそうな事例でした。




